人とはちょっと違う契約内容で取引がしたい!これっていけないこと?

おもしろ小話

全然いいです。

「演技指示を全部抜きで収録を依頼したい」
「イラストの塗りだけ外注したい」
「収録データを他のものに使いまわしたい」
「相場とは異なる価格で依頼したい」

全部OKです。
契約というものは、双方が互いに納得さえしていれば、どんな条件でも問題はありません。
他人がどうこういっていても気にせず、好きに条件を組んで取引先に交渉しましょう。

とはいえ、炎上には気をつけて!

こんな炎上、見たことない?

「信じられない価格で依頼を相談された!」
「こんな条件で依頼された。悲しい」

みたいなツイート、最近よく見かけますよね。
ほとんどが正当な訴えであるとは思いますが、なかには受注の相談をしただけなのに晒し上げられているパターンも見受けられます。
よほどの理由が無い限りは、取引先とのやりとりを公開すべきではないのがオーソドックスなビジネスマナーではあるのですが、現実問題そうも言ってられない事態が往々にして起こっていること、お分かりいただけると思います。

なぜこんな炎上が起こるの?

初めて業界に参入する人間には、相場なんてものは分かりませんし、だからこそ一応の予算を提示して受注可能かを問い合わせますよね。それに、受注可能かどうかって、取引先の状況によって左右されることがほとんどです。

・今はあまり顧客がいないから安くても受注しよう。
・今は多忙だから高い単価でしか受けないようにしよう。
・決算が近いからもっと成績を上げたい。少し安くてもいいから受注しよう。
・自分の画力はそこそこだけど、自分はインフルエンサーだからその影響力に価値を持たせて、価格を高めにしよう。

これは何もクリエイター業界に限った話ではありません。
引越し業者、不動産営業、小売、どこでだってそうです。
すべては需要と供給、取引先を取り巻く様々な状況によって決まります。

しかし、このビジネスにおける常識は、必ずしも必修科目ではないので、知らない人もいます。
さらに、人間が相手ですから、何を好意的に感じ、何を不愉快に感じるのか、それぞれなのです。
だからこそ、このような形で炎上することが往々にして存在します。

どう問い合わせたら、炎上しない?

残念ながら、絶対に炎上しない方法というのは存在しません。
であれば、我々はどうするべきなのか。
答えは、炎上させられた時のために備えるということです。

「初めての業界での初めての問い合わせ」に限定してお答えするのであれば、とにかく自分は初めてで業界に疎いということを先に伝え予防線を張り、そのうえで更に、なるべく失礼が無いようにおうかがいをたてるということでしょう。

もしあなたが他とは異なる依頼の仕方をしていると理解できている時は、尚更慎重に問い合わせる必要があるでしょう。

もしそれでお断りを受けても、そんなにびくびくしたりがっかりする必要はありません。
「その条件では今はお受けできません。」という事実が存在しているのみで、そこに善意も悪意も基本的には存在しないのですから。安心してください。

併せて読んで欲しい。

もし炎上したくないな、と考えているのであれば、下記のページも併せて見てみてください。

良い依頼者って、どんな人?

Posted by 兎月りりむ。