[文字数×単価]に加えて別途工数の見積もりが必要な理由って?

2021年11月12日

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Q.なんで[文字数×単価]に加えて別途工数の見積もりをするの?

A. あくまで文字数というのはボリュームを仮に見積もるだけのわかりやすい手段にすぎないからです。

同じ1万字の台本でも、1万字絶叫する台本もあれば、1万字まったり読む台本もあります。
超高額なマイクへの負担、1日に収録可能な量の限界(喉の酷使度)などなど様々です。
そんななか、一律で文字数オンリー見積もりをすると、各サークル間の公平性を欠いてしまいます
一律価格のおかげで自分だけ得するなら悪くはないのですが、もし損してたら嫌ですよね!

Q.どのくらいの工数増(倍率増)を想定しておけばいい?

A.収録時に細かい演出をどれくらいしたいか?によって変わります。

シンプルな台本では一切発生しないこともよくあります。大ヒット作やそれを目指す作品ほど発生しやすい傾向にあります。細かいほどヒットする単純な図式ではないですが、大ヒット作には情報量が必要十分リッチに含まれているからだと考えます。
気になる倍率ですが、例えば双子系および共演作については全体1.3倍程度を一律の基本としています。これはサンプルボイスに関わる打ち合わせが2倍&台本を目で読むべき量が2倍となるからです。なぜ合わせて4倍にならないかというと、4倍になるのは全体工数の1/3(1.3倍程度)だからです。
その他の項目については中身の分量に依存しますが、多くともそれぞれ1.1倍~1.2倍程度となることが多いです。該当項目が複数重なる情報量がリッチな台本であったとしても、1.3倍~多くとも1.5倍程度に落ち着くことがほとんどです。極めて大量の該当項目があり、収録難易度が途轍もなく高かった台本においても2.0倍までが最大実績値です。
あまりにもご予算感から乖離する見積もりとなってしまった場合には、報酬節約(工数減)のためのご提案や、ご依頼のキャンセルをこちらから申し出させていただくこともあります。ご依頼する側からは断りにくいですしね!

工数増の実例

以下にこれまでの代表的な例を記載いたします。(クリックで開きます)

台本ガイドライン非準拠の台本(プラン2<例外見積もり>としてのご案内)

・1ページあたりのブロック数が多い場合。(切替頻度及び工数増加の考慮:台本ガイドライン参照

・台詞がページを跨いで記載されている等、読み直しの収録工数が高まる場合。(中断及び読み直し工数増加の考慮)

・大きな喘ぎ声・絶叫・喉を絞めて発声するようなキャラクター声質など、喉への負担が大きい収録の場合。(喉回復中の収録不可時間の考慮)

・耳舐め音、耳吹き音など、呼気の湿気によるマイクへの負荷が大きい収録の場合。(マイク休息中の収録不可時間の考慮)

・標準的な音声作品よりも漢字割合が極めて多い台本など、実質的に読む分量が増える収録の場合。(実収録文字数増加の考慮)

・全編にわたり、とてもゆっくり読むか、とても速く読む必要がある場合。(収録時間増加の考慮 / 内部リテイク回数増加の考慮)

・状況説明といったト書きの頻度が高い台本、共演作など、収録はしないが目で読むべき台詞が多い収録の場合。(実読込時間増加の考慮)

・1台詞ごとに演技指示がある場合、頻繁な位置移動など、標準的な工数よりも多くの工数がかかる収録の場合。(実収録時間増加の考慮)

・「キスしながら」や「舐めながら」……等の”ながら演技”の場合。(舐め-台詞の切り替え及び収録時間増加の考慮)

・位置指定の形式及びバリエーションが台本ガイドライン外の特殊なもの(位置移動工数増加の考慮)

・台本形式起因による収録工数増が著しい場合。(各種オプション実施工数の考慮:後述)

・台本文字数に対して演技指示の割合が1/4以上を占めるなど極めて多い場合。(実収録時間の増加考慮)

・歌唱のように事前練習が必要な収録シーンがある場合。(事前準備時間増加の考慮)

・いくつかの台詞を特定の秒数指定内で演じるシーンがある場合。(調整及び繰返し時間増加の考慮)

・資料を参照してタイミングを合わせたり声質を合わせる必要がある場合。(参照及び繰返し時間増加の考慮)

・双子系(2キャラ以上演じる)など、平均的な作品よりも事前の打ち合わせや収録工数が多く必要な場合。(実打ち合わせ時間増加・双子系の考慮)

・その他、明らかに標準的な台本に比べて工数増が見込まれるご要望

Q.情報量はリッチにしたまま、できるだけ工数増(倍率増)を減らしたいんだけど?

A.もちろん可能です。収録ではなく編集で演出する部分を増やせば良いのです。

例えば、台詞Aを右耳側で読んだ直後、台詞Bを左耳側で読み、次に台詞Cを右耳側で読む……というような1台詞ごとに左右が切り替わる演出をしたい場合は節約の余地が大きいです。

・1ページあたりのブロック数が多い場合。(切替頻度及び工数増加の考慮:台本ガイドライン参照

これは非常に簡単で、このシーンは収録では全て右耳側の位置とし、編集で台詞Bを左右反転すればOKです。
編集の手間をとるか、収録報酬増をとるか、適材適所でお選びいただければOKです!

Q.予算オーバーする見積もりになった。どうすればいい?

A.大丈夫です。私に策があります。

ご予算感をお伺いした上で、それを大幅にオーバーするときには兎月による「おまかせ収録」をご提案します。
この場合は工数増が最小化しますので、見積もりそのものも最小化していきます。
例えば、舐め頻度が高すぎるというものについては最後にまとめ収録をするアドリブをしたり、ブロックが多すぎるというものについては一律に右で収録を行ったりなどなど。
問題なく編集でカバーできる範囲まで、できる限り工数を減らしての収録をする実績は幅広くあります。
台本にほんの少しの手を加えるだけで出来ることがほとんどで、ユーザー様からの満足度も変わりないものとなります。

(それでもオーバーしてしまう大変厳しいときには最終手段プランをご提案することも・・・!)

ご依頼

Posted by 兎月りりむ。