囁く演技をしてほしいんだけど、どう指示したらいい?

2020年8月3日シナリオについて, 音声作品をつくろう!

「囁き作品だーいすき!」
「自分の思う最高の囁き作品が作りたい!」
「囁いてくださいって記載するだけで、台本はいいのかな?」
「だめだ、不安になってきた…」

いいですよね〜!囁きボイスって。その息遣いにドキッともさせられますし、反対に癒されたりなんかもします。
私も大好きです。声優さんのノーマルな声とのギャップもいいんですよね…。
このページでは、「演技:囁き」について掘り下げていこうと思います。

囁きの演技指定って、どうすればいいの?

よくぞ疑問に思ってくださいました!囁きって、実はちょっと奥が深いんです。
囁き声って、実は二種類存在します。
「無声音の囁き」と、「有声音の囁き」があるんです。
無声音??有声音???音声学のことなんて分からないよ!
大丈夫です、今回のテーマについては、聞けば直感的に分かります!
ですから、まずは以下の二つの囁きボイスを聞いてみてください。

・無声音の囁き

・有声音の囁き

お分かりいただけたかと思いますが、同じ囁き声でも、完全に音が無い「無声音」のものと、少しだけ音が乗っている「有声音」のものがあるんです。
というわけで、もし演技指定で囁きを加えたいとお考えなのであれば、「無声音の囁き」なのか「有声音の囁き」なのかを台本に記載できれば、きっと求めている音声データが出てくる可能性はとっても高くなるでしょう!

実際どう記載したらいいの?

次はこうなってくると思います。これといって正解はないので、私にとって演じやすい形をご紹介いたします。
ですから、もし他の声優さんに依頼するときは他の声優さんの希望に合わせてあげてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演技指定は必ずセリフの前に、きちんと有声音なのか無声音なのか記載をしてくださると、とても演じやすいです。
また、演技指示が頻繁に切り替わる作品の場合は、その演技指定の範囲がどこまでなのかを都度記載していただければ、演じる際迷う事がなく大変助かります。

囁き声で喘いで欲しいのだけれど、どう指示したらいい?

たまにこういった指示のある作品に出会うので、ご紹介を。
全編囁き声の作品で、喘ぎパートがある場合がございます。
読者の皆様の中にも、そういった作品を考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
さて、この場合、声優は喘ぎ声をどのように演じればよいのでしょうか。
少しだけ声を乗せて演じる?それとも、息遣いのみで演じる??
答えは………、クライアント様の頭の中です。
というわけで、ぜひともシナリオを執筆する方には台本内に指示を盛り込んでいただきたいと思うわけです。
そうはいっても、いまいちイメージがわかない…。
そんな方のために、複数の例をご用意いたしました。

・無声音囁きの喘ぎ声

・有声音囁きの喘ぎ声

無声音囁きの喘ぎ声は、完全に声は乗っていなかったかと思います。息遣いのみで喘いでる感じ、ご理解いただけたのなら幸いです。
一方、有声音囁きの喘ぎ声は、微かに声が乗っていることをお分かりいただけたでしょうか。今回は微かに声を乗せてみましたが、有声音囁きで喘ぐというのは、もっと演技に幅を持たせられます。具体的には、もっと声を乗せて喘ぐことも可能ですし、より声を抑えて喘ぐことも可能だということです。

もし喘ぎ部分にこだわりがある場合は、必ず指示を書き加えていただけると助かります。

実際どう記載したらいいの?その2

今回も当然こうなってくると思います。前回同様、例を掲載いたしますので、ご参考ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筆者の場合はこの書き方で確実に伝わります。
他の声優さんに依頼する際は、声優さんごとに記載の仕方を合わせてあげてくださいね!

最後に。

いかがでしたでしょうか?
読者様の疑問が少しでも解決できたのなら幸いです。
台本のブラッシュアップ、頑張ってくださいね!

Posted by 兎月りりむ。