はじめに：音声作品をつくろう！

2019年9月7日2022年1月29日

DLsiteやFANZAにて、あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

そう、「音声作品」！！

催眠音声や、ASMRという言葉でも見たことがきっとありますよね？当サイトでは、サークル主としてシナリオを書き、絵を描き、ロゴをつくり、同人声優としても活動している兎月りりむ。が、音声作品の世界をより盛り上げることを目指して、企画から完成までの流れとそのやり方、作り方を紹介しています。

音声作品の市場規模について

ちょっと真面目に・・・。

音声作品の市場規模のみを抽出することは難しいですが、DLsiteを運営する株式会社エイシス様の売上高は右肩上がりで2019/3決算では118億円との記載があります。会員数の推移を見ると「DLsite」は「にじよめ」ほど伸びてはいませんが、右肩上がりに成長していると考えられます。※1

また、Googleトレンドで「音声作品」「同人音声」というワードを入れてみると、ワードの人気度は2014年-2016年に急増した時ほどの勢いは近年ありませんが、下降傾向にはなく、2016年当時の人気度で推移していると言えるでしょう。※2

同じくGoogleトレンドで「バイノーラル」「ASMR」というワードを見てみると、人気度は急激な右肩上がりであることがわかり、ユーザーの興味関心がまさに過去最高を更新し続けているとも言えるでしょう。※2

バイノーラル録音によるASMR作品は、これまでの音声作品では常識だった「左と右からしか聞こえない」を覆し、「まるで本当にそこにいるかのように全体から聞こえる」を実現しました。私は世間で言うところのイノベーションだと思っています。

※1 参考：株式会社エイシス業績情報 2019/9/7 https://www.eisys.co.jp/performance.html

※2 参考：Google Trends 2019/9/7 https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

まとめると、

1. デジタル同人市場は拡大している
2. 音声作品市場は2014年-2016年に急拡大し、以降は同規模で推移している
3. 「ASMR」といった特定のカテゴリでは興味関心は急増している

⇨衰退してはいないが、急成長市場ではない。でも、希望はある！
ということが言えるのではないでしょうか？

同人音声どっとこむでは、音声作品の世界をより盛り上げることを目指して活動していきます。

2022/01/29追記：
2020年～2021年にかけ、新規参入サークルが非常に多くなってきたというお話もよく耳にするようになりました。
いくつもの同人音声サークル様から「同人音声どっとこむがあったから制作できた！」という声もたくさん届いています。
今では月間3000～4000ユーザー、8000PVほどのアクセスがあります。
「音声作品の世界をより盛り上げる。」この目標に近づいて来たのかもしれません……!!