フェードってどうやるの?

2020年7月28日

目次

フェードってそもそも何?

フェードとは、DAWソフトに搭載されているエフェクトの一種です。
フェードイン、フェードアウトの二種類があります。
フェードインは、選択した範囲の音を徐々に大きくしていきます。
波形を見ていただければその感覚が分かると思います。

元データ

フェードイン適用後

エフェクト:フェードインを適用後の画像では、波形の頭が三角形の形になっているのがお分かりいただけると思います。
音量が0から少しずつ大きくなり、元データの音量になっていくイメージです。

フェードのアイコンを確認しよう。

ファイルを読み込んだら、赤丸の中にあるマークがあることを確認してください。
このマークを使ってフェードアウトを適用します。

フェードアウトのアイコンをドラッグする。

フェードアウトのアイコンをクリックしてドラッグしてみると、図の様に色のついた曲線が現れます。
どこからフェードイン/アウトをさせたいのかを考えて、フェードのアイコンを動かしましょう。

フェードアウトに成功するとこうなります。

データの最後をご覧ください。徐々に音量が小さくなっていっているのがお分かりいただけると思います。
フェードインしたい時は、データの頭に似た様なマークがあると思いますので、そちらをドラッグしてください。

 

フェードの使い所って?

基本的には、音を徐々に大きくしたり小さくしたりしたい時に使います。
いきなり大きな音で始まったら不愉快なタイプの創作物にフェードインをかけたり、作品の最後に余韻を持たせるためにフェードアウトをかけたり…。
筆者はむしろ別の用途でよく使います。クリックノイズの除去です。
クリックノイズというのはマウスのカチカチ音のことではないです。
これに関してはノイズの除去について記載したページで詳しくお教えいたしますので、そちらをご覧くださいませ。