セリフの間ってどう調整するの?
セリフデータを配置して、セリフに抜け漏れやミスがないか等をチェックしながら、間の調整をしていきます。
もしセリフにミスや抜け漏れ、ノイズの混入があったら、その時は該当箇所の秒数とセリフを一つずつメモしておきましょう。(リテイク出しをする時に楽です。)
そして、同時に間の調整をしていきます。
実際はSEの配置作業と同時にやることが多いと思いますが、この項ではセリフの配置についてのみ、記載します。
目次
基本。
新規マルチトラックセッションを作成する。
1.あらかじめセリフデータを読み込ませておく。
2.新規マルチトラックセッションを作成する。(作成の仕方はループのページを読んでください。)
セリフをトラック1に配置する。
ドラッグで配置していきます。
このあとにSEを挿入していくので、そのことを頭に置いておおまかに間を調整していきましょう。
応用1。間を増やす方法。(こっちの方が実務に近いかも)
声優さんから渡されるデータは基本的に全てのセリフが連結した以下のようなデータだと思います。
ですので、「基本」でご紹介したやり方ではできない場合も出てくるかと思います。
とりあえず、声優さんからもらった収録データをソフトに読み込ませてください。
間をもっと持たせたい!という時は…
間を持たせたい場所にカーソルを置き、クリックします。(赤のラインが出現します)
赤ラインが出現した状態のまま、
編集→挿入→無音、と選択をします。
すると、以下のようなボックスが出現します。
デュレーションと書かれている右の白枠の中に、秒数を記入します。
例では10秒の間を持たせたいので、10と記入しました。
すると、以下のようになります。
これで、より間を持たせることに成功しました。
応用2。間を減らす方法。
逆に、間をもっと減らしたいという場合も出てくるかと思います。
応用1と同様、まずセリフデータをソフトに読み込ませてください。
カットしたい範囲をドラッグで選択します。
選択した範囲の上で右クリックをし、カットを選択します。
カットが成功すると下図のようになります。