マイクとIFの正しい繋ぎ方って知ってる?
調べれば調べるほど音響機材って数があって、繋ぐためには何を用意して、どう繋げばよいのか見当もつきませんよね。
買ってみていざ使おう!って時に「上手く接続できなくて結局使えない…」なんてことも避けたいので機材を買うのにも躊躇します。
このページでは、初心者の方向けに、コンデンサーマイクとバイノーラルマイクの接続例をご紹介いたします。
最低限必要な機材のみで接続例をご提案いたしますので、ご安心ください。
目次
コンデンサーマイクの場合
必要なもの。
・コンデンサーマイク
・オーディオインターフェース(ファンタム電源48V対応って書いてあるやつ)
・マイクケーブル1本
・パソコン(USBポートがあるやつ)
・USBケーブル(IFとパソコンを繋ぐケーブル)
接続例。
パソコン ↔︎ USBケーブル ↔︎ A/IF ↔︎ マイクケーブル ↔︎ コンデンサーマイク
こちらが、コンデンサーマイクの場合の接続例になります。
パソコンとIFを繋げるケーブルなどは、IFに同梱されている場合が多いので別途用意する必要はないかもしれません。
IFとマイクを繋げるケーブルは、別途購入していただく必要があります。
マイクケーブルにどんな金属が使われているか等でどんな音が録音できるかに差が出てきますが、1000円程度の安価なものでも最初は十分※1だと思いますので、アマゾンでぽちっと書いましょう。
※1 高価なマイクケーブルを使用しても費用対効果があまり見込まれないため。
高価なマイクケーブルを買うぐらいなら、最初は高価なIFやマイクを買った方が◎。
バイノーラルマイクの場合(マイクケーブル2本ver.)
バイノーラルマイクの場合は接続例がいくつか存在します。
この項では、バイノーラルマイク"3Dio Free Space XLR"を例に挙げてご紹介いたします。
マイクケーブルを2本用意して接続するタイプです。
必要なもの。
・バイノーラルマイク(3Dio Free Space XLR)
・オーディオインターフェース(ファンタム電源48V対応&ケーブル接続箇所が2個あるやつ)
・マイクケーブル2本
・パソコン(USBポートがあるやつ)
・USBケーブル(IFとパソコンを繋ぐケーブル)
接続例。
パソコン ↔︎ USBケーブル ↔︎ A/IF ↔︎ マイクケーブル2本 ↔︎ バイノーラルマイク
基本はコンデンサーマイクを接続する時と同じです。
バイノーラルマイクの場合(リニアPCMレコーダーver.)
バイノーラルマイクの場合は接続例がいくつか存在します。
この項では、バイノーラルマイク"BME-200″を例に挙げてご紹介いたします。
リニアPCMレコーダーを用意して接続するタイプです。
必要なもの。
・バイノーラルマイク(BME-200)
・オーディオインターフェース(ファンタム電源48V対応&ケーブル接続箇所が2個あるやつ)
・リニアPCMレコーダー(DR-05)
・マイクスタンド(SCENES LIFELIKE 録音用スタンド)(耳の形のあれ)
・マイクケーブル(レコーダーとIFを繋げる特殊な形のもの)
※一方は接続プラグが2個ついていて、もう一方は3.5mm(1/8″)ステレオミニジャックが挿せる端子がついてるやつ
・パソコン(USBポートがあるやつ)
・USBケーブル(IFとパソコンを繋ぐケーブル)
接続例。
パソコン ↔︎ USBケーブル ↔︎ A/IF ↔︎ マイクケーブル ↔︎ レコーダー ↔︎ バイノーラルマイク
少し複雑になって、こんな手順で接続することになります。
とはいえ、マイクケーブル2本を接続するタイプよりも安価で済むので、とりあえず試してみたい方にはこちらをおすすめします。
マイクケーブルを抜く適切なタイミング。
このタイミングを守らないとマイクがお亡くなりになることもあるので、気をつけましょう。
具体的には、ファンタム電源を落としてから1分ぐらい放置して、それからマイクケーブルを抜きましょう。
それからマイクを防湿庫に保管します。
最後に。
さらに突き詰めると、これらの機材にEQを挟んだりアンプを挟めたりとさらに接続するものが増えていくのですが、今回は割愛します。
初めてマイクをパソコンに接続して録音するよ!という方にはお役立ていただける情報かと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。