出品する作品のジャンルって毎回変えてもいいの?
目次
作品をとにかく売りたい方は、同ジャンルで出し続けましょう。
どういう条件が揃うと商品は買われるのか。
この問いに関する答えはどの業界でも同じです。
「その商品は、自分を満足させてくれる確率が高そうだ」と思わせることに成功すれば、商品は買われます。
なぜ同ジャンルで出し続けるべきなのか。
突然ですが、今日は自分の誕生日。しかもお腹が空いている。という場合、
「牛丼屋さんが出している牛丼」と「スパゲッティ屋さんが出している牛丼」どちらを買いますか?
自分の記念日かつお腹がものすごく減っている。確実に美味しいものを食べたいと考えますよね。
きっと、松屋の牛丼を買うと思います。(異論は認めません)
絶対に美味しい物を食べたいのですから、スパゲッティ屋さんが出す牛丼を買って冒険するなんてことはしないわけです。
なぜなら、松屋は絶対に美味しい牛丼を提供してくれるから。
我々は、基本的には焼肉屋さんで焼肉を食べますし、ケーキ屋さんでケーキを買います。
なぜなら、焼肉屋さんは焼肉が得意で、ケーキ屋さんはケーキが得意なメニューだからです。
音声作品を販売するうえでも、この常識は適用できます。
「耳かき」が得意なサークルでは耳かき作品を買いますし、「耳舐め」が得意なサークルでは耳舐め作品を買うんです。
「耳かき」が得意なサークルが「耳舐め」作品を出した時に、既存の顧客は買うかどうかを長考します。
なぜなら、「耳かきが得意なサークルが作った耳舐め作品で、自分が満足できるか分からない」からです。
「耳かきが得意なサークルが作った耳かき作品」と「耳かきが得意なサークルが作った耳舐め作品」
どちらが確実に自分を満足させてくれる確率が高いかは、もうお分かりですね。
当然前者の方が、「絶対に自分の好みに合う確率」が高くなります。
ですから、もし売上を重視するのであれば、同系統のジャンルで作品を作り続けるべきなのです。
ファンが雪だるま式に増える。
同系統のジャンルで作品を作り続けるとどうなるか。ユーザーはこう考えます。
「このサークルのこのジャンルの作品は絶対に自分に刺さるから、新作が出たら迷わず買おう」
「この人のシナリオは絶対に俺の好みに合う!」
ユーザーにこう思わせたら、こちらの勝ちです。
販売開始直後のDL数が増えて、ランキングに乗りやすくなり、またさらに売れやすくなります。
出す作品が都度ランキングに掲載される状況が続けば、もうあとはファンが雪だるま式に増えていくだけです。
最大効率で次の制作資金を回収できることと思います。
売上はどうでもいい方は、好きなようにジャンルを変えましょう。
タイトルの通りです。
作りたい物を、作りたいように作ってください。
どんなジャンルでも面白いシナリオを書けるのであれば、あなた自身にファンがつきます。
どんな作品を作っても、その期待値の高さから販売数は伸びていくことでしょう。
とはいえ、同ジャンルで作品を作り続けるよりも難易度は高いです。
次の制作資金を回収するためにも、起承転結を考えて、より丁寧に作品を作り込みましょう!